8月18日の誕生花は「エーデルワイス」
エーデルワイスの花言葉は「尊い思い出」
《エーデルワイスは高山植物の雄》
「サウンド・オブ・ミュージック」挿入歌として、
世界一有名な高山植物と言えるでしょうか。
万年雪を抱くアルプスの山々を、
瞼に浮かべれば、
蒸し暑さも、いつの間にやらどこへやら。
イメージは、大事です。
ほ~ら、涼しくなってきた・・・。
(ちょっと催眠入ってないか!?)
《エーデルワイスの基本情報》
キク科。多年草。
原産地は、ヨーロッパアルプス、シベリア、ヒマラヤ山脈など。
アジアからヨーロッパにかけての高地、標高2000メートル以上の山岳地帯に分布し、およそ30種が確認されています。
日本にも「ウスユキソウ」など5種が自生。
意外にも、ヨーロッパアルプスには、1種類しかありません。
それゆえ、「高嶺の花」と珍重されるんでしょうな。
スイスの国花および、国の保護植物(1962年制定)となっています。
高さは、15~40センチくらい。
花期は、7~8月にかけて、
クリーム色の小花は、銀白色のうぶ毛に覆われています。
そのまわりを取り囲む「苞葉」が、星のように見えるところも、高山のロマンをかきたててくれるような趣。
《エーデルワイス 名前の由来》
「ウスユキソウ」・・・全体に、茶こしで粉砂糖をふりかけたような・・・、いやいやこれが「薄雪」たるユエンです。
「エーデルワイス」とは、ドイツ語で「高貴な白い花」という意味。
《エーデルワイスに美白効果!》
そしてそして、その名の通り、
「美白効果がある」
「日焼け止め効果がある」
・・・ことが、最近の研究でわかってきましたぁっっ!
すでに、エーデルワイスの成分を配合したスキンケア化粧品が発売されておりますですよ。
加えて「ガン予防」への期待も。
なんでも、「抗酸化作用がある」らしいのです。
紫外線を浴びると、細胞老化の原因物質「活性酸素」が生成されることが明らかになってきていますが、
エーデルワイスは、高山で強い紫外線にさらされているため、自衛能力として「抗紫外線作用」 = 「抗酸化作用」が高く、「細胞の老化を抑制する能力が高い」ということ。
「エーデルワイスエキス配合美白水」、なんか、すっごい効きそう!?
(やっぱり、イメージが大事)
今後、さらなる利用の拡大が期待され、試験管での促成栽培技術なども、研究されているそうです。
本場スイスでは、「農作物化」しつつあるそうな。
実利もさることながら、やっぱり聖なる存在感をじゅうぶんに味わいたいもの。
アルピニストたちにとって、この花を間近で見ることは、必ず「尊い思い出」となっていることでしょう。
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