8月22日の誕生花は「クジャクアスター」
クジャクアスターの花言葉は「飾り気のない人」
《クジャクアスター その心は?》
「孔雀アスター」の意味。
「クジャクソウ」「宿根アスター」とも呼ばれます。
一重の小菊といった、素朴な趣ですが、
枝先いっぱいにびっしりと開花する姿は、
なかなか見事。
《クジャクアスターの基本情報》
キク科。多年草。
原産地は、北アメリカ。
「ユウゼンギク」などのいくつかの近種を交配させてできた、園芸種です。
日本への渡来はごく最近で、昭和30年代とされます。
最初は、白花「白孔雀」が入ってきました。
草丈は、60~180センチくらい。かなりの大株になります。
花期は、8月中旬~10月末にかけて。
花色は、白のほか、交配によって、紫の濃淡やピンク、青なども作出。
丈夫で育てやすく、和風・洋風どちらにもなじむため、庭植え種として人気が高まっている花です。
最近は、豪華な印象の八重咲き種もつくられ、「アスティー」の商標で出回っています。
(さらに花弁の多い種ができたら・・・ 最上級「アスティスト」!? ってことは、ないない^^;)
《クジャクアスター 名前の由来》
直径1センチほどの小花を、よく枝分かれする茎の先にたくさん咲かせます。
その姿を、孔雀が羽を広げている姿に見立て、この名前となりました。
左右に広がる枝ぶりが、孔雀っぽいですかね。
《アスターはアスターでも?》
「エゾギクのアスター」とは別種で、むしろ「シオン」に近い仲間です。
見比べていただくと、納得かな?
「エゾギクのアスター」は、中国原産で、英名「チャイニーズ・アスター」と呼ばれていたもの。
いつしか「チャイニーズ」が省略されて、ただの「アスター」となったのですが・・・、「属」が違います(当サイト「アスター」の項をご覧下さいね)。
従って「アスター」を正々堂々と名乗れるのは、この花の方でございます。
庶民的な雰囲気は誰からも愛され、まさに「飾り気のない人」を思わせてくれます。
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