8月24日の誕生花は「ケイトウ」
ケイトウの花言葉は「おしゃれ」
《ケイトウ 漢字で書くと?》
「鶏頭」と書きます。
その字の通り、ニワトリのトサカに見立てられた花。
(「○みそ」では、ありません!)
英語でも「鶏のトサカ」と言われており、
洋の東西を問わす、共通イメージを持たれています。
「真っ赤に燃える太陽」に、
負けず劣らず、パワフルなレッド。
《ケイトウ 基本情報》
ヒユ科。一年草。
原産地周辺の熱帯地域では「低木」ですが、耐寒性がないので、日本では一年草扱いです。
原産地は、インドから熱帯アジアにかけて。
日本への渡来はかなり古く、万葉集にも登場しているとされています。
(「韓藍(カンアイ)」という名前)
草丈は、15センチ~1メートルくらい。
矮小種から大型種までさまざま。
花期は、6~10月にかけて、
花色は、赤、黄色、オレンジ色など。
いずれも鮮やかで、夏の日差しによく映えます。
「トサカ部分」は、茎が変化したもので、ほんとうの「花」は、トサカの下部に密集する、ごく小さいもの。
《ケイトウと日本人とのかかわり》
もともとは、鮮やかな色を染色に利用したり、下痢止めなど薬用としての「実用植物」だったようです。
高温多湿の日本の気候と相性がよく、中世の安土・桃山時代ごろからは花を観賞するようになり、江戸時代には、多様な品種が作り出されていきました。
《ケイトウの系統(ケイトウのけいとう!)》
大別すると・・・・
・トサカケイトウ系
いわゆる「鶏頭」。トサカ状の花穂がダイナミック。
・久留米系
トサカ系から改良されたもの。
花が小ぶりで、ボールのような感じ。
黄色や濃いピンク、サーモンピンクなど色も多彩です。
・プルモーサ系
花冠が鳥の羽毛のような細い円錐状です。
この他、
「ヤリ(槍)ゲイトウ」、「ノ(野)ゲイトウ」など。
いずれも「おしゃれ」もの揃いですよ!
このページへのリンクは以下のタグを貼り付けて下さい。
<a href="https://www.366flower.net/2006/08/post_331.html" target="_blank">誕生花の辞典:8月24日の誕生花は「ケイトウ」</a>
このサイトのデータ(画像・文章)の引用・転載につきましては、必ず「お問い合わせ」をご参照下さい。非営利使用であっても、出典元表示なし・リンク設置なしの引用・転載は、堅くお断りいたします。転載する場合はせめて「引用元」を表示し、当サイトへのリンクを張っていたければ幸いです。