8月27日の誕生花は「ホウセンカ」
ホウセンカの花言葉は「快活」
《ホウセンカ 漢字で書くと?》
8月27日の誕生花、ホウセンカのご紹介です!
漢字では、「鳳仙花」と書きます。
触るとタネをはじき飛ばすことでおなじみ。
明るく、庶民的な雰囲気の花。
7月25日の花「インパチェンス」と、ごく近い種類です。
《ホウセンカの基本情報》
ツリフネソウ科。一年草。
原産地は、インド・中国南部・マレー半島など、東南アジア。
日本への渡来は、江戸時代のはじめごろ。
平安時代とも室町時代とも言われ、諸説あるようですが、
1694年発表の、貝原益軒の著作「花譜(かふ)」の中で紹介されているので、17世紀にはひろく栽培されていたことは確かです。
草丈は、20~60センチほど。
花期は、6月~9月にかけて。
花の大きさは、2センチほど。
一本の茎に、段々に咲き、八重咲き種もあります。
花色は、白、ピンク、赤、朱色にラベンダーなど。
《ホウセンカ 名前の由来》
中国から伝えられ、「鳳仙花」は中国名をそのまま音読みしたもの。
花を「鳳凰(ほうおう)」に見たてたようです。
葉っぱが、鳥の羽っぽくも見えるかな?
《ホウセンカの別名》
「この花らしい」色といえば、やっぱり「朱赤」でしょうか。
「爪紅(ツマベニ・ツマクレナイ)」という別名は、この花の汁で爪を染めたことからきています。
もちろんすぐ落ちちゃうので、子供の遊びですが・・・。
「元祖・ネイルアート」って感じ?
《ホウセンカの小ネタ「あれこれ」》
暑さには強く、やや日陰でも平気で育ちます。かえって強すぎる日差しは苦手。
さほど高度に改良されていないので、雑草に近く(!?)、肥料もそれほど必要ありません。
また、意外に思われるかもしれませんが、「エディブル・フラワー」のひとつなんですね。
何でも、花に「ビタミンC」を多く含むとか。
「美肌づくり」に、効果を発揮してくれそうです。サラダの彩りとして、試してみては?
もちろん、無農薬で栽培することが条件ですけどね。
ホウセンカのパワーで美しいお肌と健康な体を手に入れれば、「快活」な毎日を、過ごせることでしょう。
また、この花は、島倉千代子さんの持ち歌の曲名にもなりましたよ!(「鳳仙花 鳳仙花~」・・・)
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