9月16日の誕生花「リンドウ」
リンドウの花言葉は「あなたの悲しみに寄りそう」
《リンドウ 漢字で書くと?》
9月16日の誕生花・リンドウのご紹介です。
漢字では「竜胆」と書きます。
《リンドウの基本情報》
リンドウ科。多年草。
原産地は、
日本をはじめとするユーラシア大陸の温帯。
400種ほどが分布しています。
草丈は、15~60センチ、
大きくなる種では、1メートルにもなります。
花期は、9~11月にかけて。
長さ5センチ前後の鐘形の花を固めて咲かせます。
花色は、青紫のほか、白やピンクも。
《リンドウは「敬老の日」の贈り花》
「敬老の日」のプレゼントとして、人気の高い花。
ちょうど最盛期ということに加えて、落ち着いた日本情緒あふれる雰囲気が、「シルバー世代お好み」というイメージなんでしょうな。
まぁしかし、 ビートルズに熱狂した方々も還暦を過ぎ、
ジュリー(沢田研二さん)も吉田拓郎さんも小田和正さんも浜田省吾さんも「還暦越え」ですから、
「シルバー世代」の概念も、がらっと変わりつつありますけどね。
(当然、贈り物もチェンジ!)
《リンドウ 漢字の由来》
漢字の由来は、
健胃薬である根が「クマの胆(い)(熊の胆嚢を乾燥した胃薬)」=「熊胆(のうたん)」より苦いということから、「こりゃ竜の胆なみ(最上級の苦さ)じゃわい」として「竜胆(りゅうたん)」とされた、と言われます。
苦さの倍率ドン! さらに倍! って感じ?
(シルバー世代限定ネタ!? 「クイズダービー」・・・)
・・・どのくらい苦いのでしょう?
実在しない生き物にあてはめられるくらいですから、相当なもんでしょうね。
苦味が脳、ひいては胃を刺激して、胃液や唾液、胆汁の分泌をうながすんだそうです。
苦さで内臓をびっくりさせて、働かせるってな感じでしょうか?
まさに「良薬口に苦し」。
深まりゆく秋、
この花をそばに寄り添わせ、人生の苦さも悲しみも、味わいつつ乗り越えたいものです。
秋の訪れとともに、ちょっとブルーになっている大切な方に、「元気を出して」の願いを込めて、贈ってみてはいかがでしょう。
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