9月25日の誕生花は「タデ」
タデの花言葉は「節操」
《タデ 漢字で書くと?》
9月25日の誕生花・タデのご紹介です。
漢字で書くと「蓼」。
「蓼(たで)食う虫も好きずき」の、タデです。
虫にとっては、美味しくない草なのかな?
とっても辛くて強い刺激があるので、
牛も食べないそうな。
ままごとの「お赤飯」にされる、
「イヌタデ」がポピュラー。
《タデの基本情報》
タデ科。一年草または多年草。
全国におよそ90種が分布、
草丈は、20~50センチほど。
花期は、6~10月にかけて。
5センチ前後の花穂をつけ、
紫がかったピンク、または白の小花を咲かせます。
《タデのいろいろ》
「イヌタデ」の「イヌ」とは、「食用にならない」、役に立たない植物・・・といった意味合い。
「イヌノフグリ」とは、ちと異なる接頭語、なのですな。
(あちらはそのまんま^^;)
そのほか、「オオケ(大毛)タデ」や、「ヤナギタデ」などがみられます。
ぴりっとした辛味があるため、若い芽を刺身のツマに用いるのは、「ヤナギタデ」という種類。
「蓼食う虫も好きずき」に登場するのは、こちらとみられます。
葉がかなり辛いので、「こんな葉を食べる、物好きな虫もいるものよ」・・・てな意味。
《ゴージャスな「舶来のタデ」》
園芸種扱いされているのは、大型の外来種「オオケ(大毛)タデ」。
熱帯アメリカから、江戸時代に渡来しました。
こちらは草丈2メートルにもなる大型種。
花穂も、15センチほどになり、稲穂のように垂れ下がります。なかなかゴージャス。
丈夫なので、野生化もしているようです。
しかし、花ひとつひとつは小さくて、とても可憐。
垂れ下がる花穂も、どこか奥ゆかしく、「節操」を感じさせる眺めであります。
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