9月30日の誕生花は「シュウメイギク」
シュウメイギクの花言葉は「忍耐」
《シュウメイギク 漢字で書くと?》
9月30日の誕生花・シュウメイギクのご紹介です。
「襲名菊」ではもちろんなく、
「秋明菊」(シュウメイギク) でございます。
しかし「キク」とは名ばかりで・・・
(違う花のご紹介でも同じ口上ではじまったような?)
《シュウメイギクの基本情報》
キンポウゲ科。多年草。
原産地は、中国の湖北省。
日本への渡来は、かなり古いと推察されています。
あちこちで野生化しているものも見られることから、「史前帰化植物」と見られているようです。
草丈は、50センチ~1メートルほど。
最近では、鉢植え用の小型種(矮小種)のほか、交配・改良された品種が出回っています。
花期は、9~10月にかけて。
直径5~7センチほどの花を、枝分かれした茎の先に1輪ずつ咲かせます。
秋風に揺れる姿は、コスモスをさらにシンプルにした感じで、なかなかの風情。
花色は白、ピンク、紅紫など。一重咲きと八重咲きがあります。
《シュウメイギクには、花びらがない!?》
「キンポウゲ科」のお約束(!?)、
花びらに見えるのは「萼(がく)」で、植物学上の「花びら」とされる器官は、ありません。
《シュウメイギクの別名》
別名がいくつありまして・・・
英名では「ジャパニーズ・アネモネ」。
・・・確かに「和風アネモネ」という趣。
イギリスではかなり人気の高い花なんだそうです。
そしてかの地では、「ニッポンの花」というイメージをもたれているようですね。
皇太子殿下もご遊学あそばしていた、「オックスフォード大学」の植物園の、いちばん目につく正面入口付近に植えられていたとか。
よく生えていた京都の地名にちなんだ「キブネギク(貴船菊)」。
「アキボタン(秋牡丹)」なんてのも。
どこか幸薄そうにも見えますが、性質はなかなか丈夫。
きゃしゃな外見をもつほど「忍耐」強かったりするのは、人間にも、あてはまるかしらん・・・?
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