9月18日の誕生花「アザミ」
アザミの花言葉は「独立」
《アザミ 漢字で書くと?》
9月18日の誕生花・アザミのご紹介です。
漢字では「薊」と書きます。
《アザミと中島みゆきさんの関係は?》
「地上の星」「麦の歌」などなどコンスタントにヒットを放つ、
中島みゆきのデビュー曲は、
その名も「アザミ嬢のララバイ」(1975年!)。
歌詞には、「あたしは夜咲くアザミ」とありますが、
実際のアザミは、昼も閉じることなく咲く花です^^;。
この花は触れると痛いトゲを持つことから、強烈なイメージを喚起させるようですね。
《アザミの基本情報》
キク科。多年草、まれに一年草。
日本におよそ60種ほど自生しています。
若芽や茎、根は山菜として食用にされます。
草丈は、70センチ~1.5メートルくらいまで。
花期は、3~10月にかけて。
日本の自生種は数が多く、花期も種類によって幅があり、春から夏にかけて野山で見ることができます。
花色は、ピンク、白、紅、紫など。
ハリネズミの背中(!?)のようにも見える頭花は、ごく小さな花「舌状花」がたくさんあつまったもの。タンポポと同じ作りです。
鋭いトゲは、自衛の手段で、牛や馬などの草食動物は、いやがってアザミを食べないようです。
《アザミはスコットランドの国花》
ヨーロッパで地位が高く、スコットランドでは「国を救った花」ゆえ、国花とされています。
中世、ノルウェーに攻め込まれたスコットランド、夜襲をかけられ、すわ陥落か! というそのとき・・・
城のまわりに生えていたアザミのトゲがノルウェー兵士の足に刺さり、痛さに声をあげました。
その声でスコットランド軍はノルウェー軍に気づき、みごと撃退。
まさに、救国の「恩人」・・・ならぬ「恩花」だったワケですな。
北欧でも「雷神の花」とされ、落雷よけの象徴となっていました。
カミナリの花・・・というか、ギザギザした葉が、稲妻を連想させるのでしょうか?
鋭いトゲで、人を寄せつけない迫力がありますが、逆に「守護神」的な雰囲気も導かれるのかもしれません。
真の「独立」を達成するためには、ときには、鋭い厳しさも必要なのであります。
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