10月2日の誕生花は「キバナコスモス」
キバナコスモスの花言葉は「野生美」
《キバナコスモス 漢字で書くと?》
10月2日の誕生花・キバナコスモスのご紹介です。
「黄花コスモス」の意味。
正確に表現すると、
「黄花」というより「オレンジコスモス」という感じですが。
ピンクや白のコスモスとは親戚ながら、
別種であります。
明るい活力を感じさせてくれる花。
《キバナコスモスの基本情報》
キク科。一年草。
原産地は、コスモス同様、メキシコです。
日本への渡来は、大正時代。
こぼれ種でどんどん増えるので、野生化もしているようです。
草丈は、1メートル~1メートル20ほど。
けっこう、大株になって迫力があります。
花期は、6~11月。
旺盛な発育力で、種まきをしてから開花まで、わずか2ヶ月ほど。
「本家コスモス」に比べ、開花要素に「短日性(昼の時間が短くなると咲く性質)」がなく、
春にまけば夏に、夏にまけば秋に花を楽しむことができます。
花色は、オレンジのほか、黄色・・・そして、
《日本からはばたく新色のキバナコスモス》
日本で作り出された、さらに赤っぽい朱色があります。
この「サンセット」という品種名の朱色の花は、アメリカの権威ある園芸草花コンテストで、1996年に最高位「金賞」を受賞したとのこと。
日本の園芸植物では、はじめての快挙でした。
映画は、海外で賞を取ると大きな話題になりますが(カンヌとかベネチアとか~)、日本の園芸植物に対する海外での評価も、もっと話題にされてもいい気がします。
《キバナコスモスの花の作りは?》
さて、コスモスですが、植物学上では「2種類の花」から組成されているとされています。
周りを囲む花びらは「舌状花」、
中央の黄色い部分は「管状花」という名称。
この中心の「管状花」は、花びらの根本がくっついており、筒のようになっています。
ゆえに、コスモスは「合弁花(ゴウベンカ)」とされています。
機会ありましたら、よく観察してみてくださいね。
「恋占い」は、舌状花で行いますから、あっさり終わってしまいそう!
まぁ、策を弄さなくても、魅力的な「野生美」があれば、恋に困ることは、なさそうですが。
