10月18日の誕生花は「ワタ」
10月18日の誕生花・ワタの花言葉は「繊細」
《ワタ 漢字で書くと?》
10月18日の誕生花・ワタのご紹介です。
漢字ではご存じ「綿」。
人間の生活に欠かせない線維、「コットン」です。
今まさに、収穫期。
種を包む繊維をつむいで糸にします。
《ワタの基本情報》
アオイ科。多年草。
熱帯地域では多年草ですが、温帯では1年草扱いです。
原産地は、インドや中南米。
人類の文明発祥と同時に、線維の材料や油の原料として用いられてきました。
日本への渡来は、8世紀の末、延暦18(799)年のことです。
草丈は、60センチ~2メートルほど。
種類によって異なります。
花期は、7~8月ごろにかけて。
ハイビスカスやオクラ、フヨウの花に似た、クリーム色の(中心部分は赤紫)美しい花を咲かせます。
その後、9~11月ごろに実が成熟。
「パカっ」と割れて、ふわふわした白い線維がこぼれ出てきます。
これをつみ取って、糸に紡ぐと・・・「綿100%」となるわけですな。
世界の繊維原料のうち、生産量およそ7割にものぼる偉大なる存在。
現在は、アメリカ・ロシア・中国・インドが世界の主要産地です。
日本でも明治時代を最盛期として栽培されていましたが、価格競争に敗れ、作物としてはほとんど見られなくなりました。
《「ワタの語源」は人間に由来》
ちなみに、
「内臓」のことを「わた」と申しますが、語源としてはこっちが元祖。
「腸」という字が「わた」と読まれており、
布団や衣類の中に「腸(はらわた)」のように詰めるものだから、「綿」も「わた」と呼ばれるように。
「はらわた」も、綿の線維のように「繊細」で、ストレスで不調になりますから、いたわりの心を忘れずに。

<a href="https://www.366flower.net/2006/10/post_383.html" target="_blank">誕生花の辞典:10月18日の誕生花は「ワタ」</a>
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