10月20日の誕生花は「スプレーギク」
10月20日の誕生花・スプレーギクの花言葉は「私はあなたを愛する」
《1枝にたくさん咲くスプレーギク》
10月20日の誕生花・スプレーギク(スプレー菊)のご紹介です。
キクはキクでも、小輪の可愛らしいタイプ。
ショップでは、
「スプレーマム」の名前でも見かけます。
花茎の上の方が、良く枝分かれして、
たくさんの花を咲かせて、豪華。
《スプレーギクの基本情報》
キク科。多年草。
発祥はアメリカ。1940年代に作出されました。
その後、ヨーロッパで改良され、1970年代半ばに日本へ導入されました。 いわゆる「逆輸入」もの。
「現代ギク」「西洋ギク」とも言えるでしょうか。
草丈は、60~80センチほど。
6~11月ごろにかけて、切り花・鉢物として出回ります。
種類も多く、現在日本で栽培されているものは、400種にものぼるとか。
愛知県が、生産量全国一位。
(愛知県のかた、胸張ってくださいね)
当然花色も豊富で、
白、ピンク、オレンジ、赤、黄色に・・・緑やベージュなんてのもあります。
1本の茎に多くの花を咲かせるので、ボリューム感があり、アレンジメントの「かさ出し」にもってこい。
色や花型を選べば、和風・洋風どちらでも対応出来ます。
水あげや日持ちも文句なし。
《スプレーギクは改良のたまもの》
長い改良の歴史に培われた、キクの長所の集大成ともいえる「作品」、
「人工的」とも言えますが、自然と人間のコラボレーション、と理解してもいいかもしれません。
以前、TVのとあるドキュメントで(「ガイアの夜明け」ですな^^;)、キクの品種改良最前線のことを採り上げてまして、なかなか興味深く見たおぼえがあります。
花の世界も、流行廃りが激しくて、新品種開発は、熾烈です。
酒造メーカーなど、大資本がテコ入れをしている点も、印象的でした。
「種の権利」を取得するため、なんですね。
人間が花に手を加えるのも、「私はあなたを愛する」がゆえ、さらに美しくする行為・・・なのでしょう。
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