10月21日の誕生花は「チトニア」
10月21日の誕生花・チトニアの花言葉は「果報者」
《チトニア 日本名は?》
10月21日の誕生花・チトニアのご紹介です。
チト、耳なじみが薄いでしょうか?
( → 「ちょっと」の意・・・すみません)
さておき。
別名(日本名)は「メキシコヒマワリ」。
ガーベラとヒャクニチソウをミックスしたような、
明るい印象の花です。
《チトニアの基本情報》
キク科。一年草。
原産地は、別名通りメキシコ周辺の中南米。
古代アステカ王国の国花だったと言われています。
10種ほどが分布していますが、園芸用として栽培されているのは「ロツンディフォリア」種のみ。 (舌かみそう)
日本への渡来は、1930年代・昭和の初めとされます。
草丈は、2メートルほど。
ノッポの割には軟弱で、ちょっと「取り扱い注意」。
茎がストローのように、中空なんですね。
風にも弱く、支柱が必要です。
切り花にする場合も、「首チョンパ」にはご用心。 (・・・おっと、放送禁止用語かしら? ピ~・・・)
とはいえ、
1メートルくらいの、ほどよいサイズの矮性種も普及していますので、恐れること(!?)はございません。
花期は、8~10月にかけて。
濃いオレンジや黄色の花は、直径10センチ前後です。
一株からどんどん脇芽を出し、たくさん花を咲かせてくれるので、なかなか豪華。
しっかり支えてあげさえすれば、土質や肥料の心配は、ほとんどご無用。
北海道の追分町では「赤いヒマワリ」として町の花に制定し、地域おこしのシンボルフラワーにしています。
詳しくはこちら ↓
《チトニアの伝説》
「チトニア」とは、ギリシャ神話に登場する青年「ティトヌス」に由来する名前。
トロイの王様の息子なのですが、暁の女神・アウロラに一目惚れされたあげく、強引に彼女の宮殿に囲われてしまったそうな。
神に見そめられたということは、まぁ「果報者」と言えなくもない。
しかし、時が経つと彼は「しわしわの老人」に。
アウロラに見向きもされなり、小部屋に閉じこめられ、とうとう「セミ」になってしまうので、ありました・・・。
そりゃないぜ(泣)
人間は、老いるものなのだっ。
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