10月23日の誕生花は「シコンノボタン」
10月23日の誕生花・シコンノボタンの花言葉は「平静」
《シコンノボタン 漢字で書くと?》
10月23日の誕生花・シコンノボタンのご紹介です。
「紫紺野牡丹」と書きます。(「紫紺の牡丹」とは、ちと違う~)
10月8日にご紹介した「ノボタン」と近種。
ショップなどでは、単に「ノボタン」で
出回っていることが多いようですね。
「紫紺の大優勝旗」と同じ色合いの、
深い紫色がノーブルです。
《シコンノボタン 基本情報》
ノボタン科。常緑低木。
日本では、冬季は落葉することが多いようです。
原産地は、ブラジル。
熱帯がふるさとですが、耐寒性がかなりあって、関東より南では、露地植えでも越冬可能。
日本には明治末期に渡来しました。
高さは、1~3メートルほど。鉢物にも仕立てられます。
花期は、8~11月にかけて。
冬も、室内で適度な温度管理をすれば、花を咲かせてくれるようです。
濃い紫色の5~6弁花は、直径7センチほど。
最近は、ピンクや白、赤系の花をつける園芸品種も作出されています。
1日花ですが、つぼみを多くつけ、つぎつぎに開花。
鉢物でも、100輪以上の開花が可能、とのこと!
《シコンノボタン 英語の別名は?》
10本の雄しべのうち、5本が長く伸びていて、まるで「クモの足」のように見えるため、
別名「ブラジリアン・スパイダー・フラワー」。
(モンゴリアン・チョップ・・・って、古~っ)
スバリ、「ブラジルのクモの花」!
これだけ聞くと、「どんな食虫植物かいな」とも思っちゃいますが、実際は、どこか雅な雰囲気もただよわせるお花。
茎や葉も、細かい毛が生えていて手触りがよく、全体にやさしい雰囲気なのです。
大きなギャップがおもしろいですな。
《「ノボタン」と「シコンノボタン」の違い》
10月8日にご紹介した「ノボタン」とは、正確には別種です。
識別のポイントは、「雄しべ」。
こちら(シコン~)は紫色ですが、あちら(ノボタン)は黄色。
通常出回っているのは、ほぼこちら(シコンノボタン)と見て良いでしょう。
この花の魅力は、なんといっても美しい花色にあると思うのです。
管理人は結構「紫フェチ」なので、たまりまへんな^^;。
絶妙なバランスの色合いは、なかなか貴重な存在。
心の感性を高め、「平静」をもたらしてくれそうです。
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