10月26日の誕生花は「スイバ」
10月26日の誕生花・スイバの花言葉は「愛情」
《スイバ・・・またの名を?》
10月26日の誕生花・スイバのご紹介です。
「すかんぽ」の呼び名でも、
思い当たる方がいらっしゃるでしょうか?
漢字で書くと「蓚」「酸い葉」などなど。
時の通し、噛むと、つよい酸味があります。
そしてそして、驚きの薬効も・・・!
詳しくは下段にて。
《スイバの基本情報》
タデ科。多年草。
北半球の温帯に広く分布し、北海道から九州まで、幅広く見られる植物です。
・・・とはいえ、よく見られるとされる場所・・・あぜ道や野原などの草地は、減少の一途ではありますが。
草丈は、30センチ~1メートルほど。
花期は、5~8月。
淡い緑色や紅色の小花をつけた花穂を、茎の先につけます。
雌雄異株で、その後うす紅の実がなるのは雌株。
秋には、根出葉(根元からでる葉)をたくさん出し、越冬に備えます。
地面にぺったり張り付いた状態「ロゼット」で、冬を越すのです。
《スイバは雌雄異株》
じつは、結構な「高等植物」。
草で、雌雄異株・・・というのは、なかなかめずらしいもの。
木では、結構ありますけども。
(イチョウ、キンモクセイなど)
花を、雄花・雌花に分けるだけでは飽きたらず(!?)、ええい株まで分けてしまえぇっ!
・・・という意思が働いたかはイザ知らず、性染色体が発見された、最初の「種子植物」なんだそうです。
《所変われば、スイバは立派な野菜!》
茎や葉に蓚酸(シュウサン)を含み、噛むと酸っぱいことから「スイバ」「スカンポ」の名がつきました。
フランス料理においては、立派な「野菜」として位置づけられております。
その名も「ソレル」。
(「赤と黒」の、「ジュリアン・ソレル」みたいでんな)
柔らかい若葉を、サラダやスープに。ホウレンソウと同じように扱えるとのこと。
ただし、食べ過ぎに注意。蓚酸はとりすぎると、腎臓や肝臓に悪影響です。
《スイバの薬効》
しかし、「驚くべき薬効」は・・・、
「制がん」と「たむし・水虫の改善」なのです!
両方とも「根」が用いられます。
制がん作用は、三重大学医学部の研究により明らかに。
たむし水虫には、掘り起こした根を洗ってすりおろし、患部に塗布。
この草の酸味には、なにやら、殺菌作用があると考えられますな。
もっと研究がすすめば、人類に対する「愛情」にあふれた効能が、
もっと発見できるかも、しれませんね。
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