10月31日の誕生花は「マユミ」
10月31日の誕生花・マユミの花言葉は「あなたの魅力を心に刻む」
《マユミ 漢字で書くと?》
10月31日の誕生花・マユミのご紹介です。
漢字では「真弓」。
由来は、女性の名前・・・ではなくて、
この木を材料として「つくられるもの」。
さて?
もう、おわかりかしら?
秋はかわいい実をつけています。
《マユミの基本情報》
ニシキギ科。落葉低木~小高木。
日本~朝鮮半島、中国が原産地。
高さは、3~15メートルほど。
花期は、5~6月。
直径1センチほどの、緑がかった白色の4弁花を咲かせます。
その後、10月ごろになると、淡い紅色の実(仮種皮)が枝いっぱいぶらさがります。
角の丸い十字のような形。
ほんのりとした色合いで、なんだか柔らかそうに見えます。
(やわらか戦車、みたい?)
熟すと割れて、中から真っ赤な実(こっちはほんとの実)が顔を出し、なかなか可愛らしい眺め。
《マユミは秋に実で目立つ》
目を引くのは、花よりも断然「実」に軍配があがります。
ぱっかり口を開けているのは、昼間だけ。夜は閉じてしまいます。
こんな所も、なんだか本物以上に花っぽい。
この「出し惜しみ(!?)」が功を奏すのか、赤い実は真冬までしっかり残り、ヒヨドリやメジロの貴重な食糧となるのです。
でも、人間の食用には不向きだそうですので、あしからず。
《マユミ 名前の由来》
非常に良質の木材として弓の材料にされたことから、「真の弓の木」の意味で「真弓」となったとされます。
折れにくく、きめが細かくて狂いが少ないんだそうです。
その他の用途としては、将棋の駒、こけし、版木(版画の図案を彫りつける板)、印鑑や櫛など。
どれも、耐久性が求められるものですな。
一回手に入れれば、そうそう取っ換え引っ換えしなくてもいいものたちです。
・・・印鑑なんて、特に。
将棋の駒も・・・使いこむほど味が出てきたり、するんでしょ?
羽生さんは、「マイ駒」どんなのをお持ちなのかしら。気になるな。
・・・もとい、長期間に渡る使用に耐えるモノになるから、魅力も一過性ではなく、
「心に刻まれる」んでしょうかね。
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