11月1日の誕生花は「ノブドウ」
花言葉は「慈悲」
《ノブドウ 漢字で書くと?》
11月1日の誕生花・ノブドウのご紹介です。
野生のブドウ、ズバリ「野葡萄」です。
「山葡萄」とは違うのが、ミソ。
栽培種とは、だいぶ趣が異なりますが、
こちらも、実りの秋を迎えています。
《ノブドウの基本情報》
ブドウ科。落葉つる性多年草。
冬になると地上部が枯れるので「草」とされていますが、茎は、木質化します。
原産地は、日本、中国、サハリンなど。
つるの長さは、数メートルほどになります。
花期は、7~8月。
大きさ数ミリのうす緑色の5弁花を咲かせ、
その後秋に、1センチ弱の実をつけます。
《ノブドウの実は食べられない》
この実が、とってもカラフル!
「絵手紙」のモチーフなどに、うってつけ。絵になりますよ~。
ピンクに紫のグラデーション、瑠璃色にコバルトブルー・・・。
とっても美味しそうですが、食べられません。
ほとんど「ブドウタマバエ」などの虫が、寄生してしまうとのこと。
野生のブドウで食用になるのは、「ヤマブドウ」の方です。
《ノブドウは「実」以外が役に立つ》
しかし、茎や葉・根は、糖尿病、肝臓病、腰痛・関節痛などに処方される、天然生薬として利用されます。
その他「リューマチ、ぜんそく、各種ガンにも有効」という説もあって、秘めたパワーがあるのかも。
その名も、
「蛇葡萄(じゃほとう)」 ← 茎&葉
「蛇葡萄根(じゃほとうこん)」 ← 根
・・・!
なんか、強そう。
「北斗の拳」の技みたい^^;
これからさらに研究がすすんで、「大ヒット健康食品」になる日も、近いのではないでしょうか。
人類とは深い関わりのブドウ属、この種も、実は食べられなくても、別の部分に「慈悲」深さが感じられます。
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