11月9日の誕生花は「ハナキリン」
11月9日の誕生花・ハナキリンの花言葉は「純愛」
《ハナキリン 漢字で書くと?》
11月9日の誕生花・ハナキリンのご紹介です。
漢字では「花麒麟」と書きます。
トゲトゲした茎のてっぺんに、
葉と花をつける、どことなくユーモラスで印象的な姿。
ちょっぴりセクシーで可愛らしい英名も・・・。
《ハナキリンの基本情報》
トウダイグサ科。小低木状多肉植物。
原産地は、アフリカ大陸の東にあるマダガスカル島です。
日本への渡来は、大正のはじめとされます。
高さは、20センチ~1,2メートルほど。
熱帯地方では、かなり大きくなって、垣根に使われたりするそうです。
するどいトゲは、泥棒よけにも役立ちそうですね。
花期は、4~11月にかけて。
沖縄など南の地方では、ほぼ一年中開花しているようです。
花色は、濃いピンク、赤、オレンジ、紅色、白、黄色など。
ぽってりとした質感の、直径1センチほどの花を咲かせます。
最近は、高さが小さめ・花が大きめの「大輪種」も、鉢物として出回っています。
《ハナキリン 名前の由来》
葉や花は、新しく伸びた部分にだけついて、古い茎は落葉し、鋭い刺ばかりに。
てっぺんとその下の質感のギャップがとてもおもしろい。
この姿を、キリンが首を伸ばしている様子に見立て、「ハナキリン」となりました。
《ハナキリン 「本物の花」は?》
花・・・といっても、花びらに見えるのは、葉が変化した苞(ほう)で、
本物の花は、中心部分に「こちょっ」とある、粒々したものです。
この花の作りは、クリスマスに欠かせない「ポインセチア」と同じ。
そうれもそのはず、科が同じです。
《ハナキリンにはセクシーな英名がある!》
この苞が、なんとなく「唇」っぽいことからついた英名が、「キス ミー クイック(Kiss Me Quick)」!
「早くキスして!」てな感じ。
確かに、口紅を塗った魅力的な唇のようです。
上を向いて、伸び上がるように咲く姿も、「ねぇ早くぅ~♪」と誘っているようで、うまいことたとえたものですね。
「純愛」というよりは、ちょっと、肉感的・・・かしら・・・。
ともあれ、乾燥にめっぽう強く、丈夫な性質。
寒さから守ってあげつつ(耐寒性はありません)、かわいいクチビルを、愛でましょう。
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