12月1日の誕生花は「ニオイスミレ」
12月1日の誕生花・ニオイスミレの花言葉は「高尚」
《ニオイスミレ 漢字で書くと?》
12月1日の誕生花・ニオイスミレのご紹介です。
「匂い菫」、ですね。
「スイートバイオレット」とも呼ばれる、
香りのよいスミレ。
春の花のイメージが強い花ですが、
寒さに負けず、咲いてくれる種類もあるんです。
スミレの花は、洋の東西を問わず、
可愛らしい、純朴なイメージの象徴とされているようです。
《ニオイスミレの基本情報》
スミレ科。常緑多年草。
ヨーロッパ~北アフリカ、西アジアに分布します。
ヨーロッパでは、古くから、香料や胸に飾るコサージュの材料、また食用(ハーブ)として用いられてきました。
草丈は、15センチほど。
花期は、11~4月。
直径2~3センチほどの5弁花を咲かせます。
花色は、紫の他に、白・ピンク・黄色など。
19世紀末から20世紀はじめにかけて、ヨーロッパでさまざまな園芸品種が作り出されたようです。
香りもいろいろで、甘いもの、青臭いもの、皮臭い(!?)もの、などなど・・・。
日本でごく普通にみられる「タチツボスミレ」にも、微かな香りがあるようですよ。
・・・でも、なかなか鼻を近づけて「くんくん」しませんよね。
地面すれすれに咲いているゆえ、難しいといえば言えますが、いずれは、チャレンジしてみたいものです。
鉢植えがあれば、いいんですけども。
《ニオイスミレはハーブとしても使われる》
ハーブとしての薬効は、
口内炎、呼吸器の疾患や咳・痰などの緩和、穏やかな眠りへの導入など。
花や葉をハーブティーとして用います。
葉から抽出される香りのエッセンス「精油」は、エッセンシャルオイル「バイオレットリーフ」として、アロマテラピーに使われます。
とにかく少量しか採れないので、とっても高価。
管理人は、もちろん嗅いだことがないのですが、濃厚なグリーン系の香りで「湿った森の中」のようだとも。
かのフランス王妃、マリー・アントワネットの大のお気に入りの香水だったとも言われています。
と、聞くと・・・
どことなく「高尚」な雰囲気が漂っているのも、納得がいきますか。
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