12月2日の誕生花は「ヘリコニア」
12月2日の誕生花・ヘリコニアの花言葉は「風変わりな人」
《ヘリコニアは植物園の温室に!》
12月2日の誕生花・ヘリコニアのご紹介です。
「温室」「熱帯植物園」御用達のお方。
名前だけ聞いてピンと来なくても、見れば、
「ああ、なんか見覚えが」
・・・と、なるかも。
《ヘリコニアの基本情報》
オウムバナ科。多年草。
かつては「バショウ科」に分類されていましたが、細部のつくりが色々と異なるため、この植物のために、新しい科が作られました。
「鸚鵡鼻」ではなく「鸚鵡花」で、あろうと思われます。
熱帯アメリカ・南太平洋諸島に、およそ100種類が分布します。
日本への渡来・・・「輸入」といった方がニュアンス的に正確かもしれませんね・・・は、おそらく高度成長期以降。
国内ではまだほとんど生産されてはいないようです。
草丈は、50~60センチほどの小型種から、7メートルを超える大型種までさまざま。
花期は、6~9月にかけて。
・・・とされますが、熱帯ではほぼ周年と考えて差し支えないでしょう。
日本でも年間通して、おもに小型種が切り花や鉢物として出回っているようです。
赤や黄色、オレンジ・ピンクなどの鮮やかな花に見えるのは、葉が変化した「苞(ほう)」です。
アンスリウムやポインセチアと同じ感じ。
本物の花は、苞に包まれるように咲きます。
《ヘリコニアの花は2種に大別される》
花序は「上に直立するタイプ」と「垂れ下がるタイプ」があって、大型種には垂れ下がるタイプが多いようです。
写真は垂れ下がるタイプの大型種。高さ3メートルくらいになるんだそうです!
管理人も植物園の温室で見ましたが、確かに、でかかった・・・。
バナナに似た葉も、柄の長短の2タイプに大別されます。
《ヘリコニアの英語でのユニークな別名は?》
英名がユニークで、
「ロブスターのハサミ」(あぁ、食べたい)
「オウムのくちばし」 など。
どっちも「まんまでんな」と納得!とにかくインパクトは大です。
ウケ狙いで、栽培にチャレンジしてみるのも、人生の楽しみとなるかもしれません。
(超無責任やんけ~)
ただし、耐寒性はないので、ある程度の温室設備が必要となりますので、あしからず。
「風変わりな人」と呼ばれようが、いいじゃありませんか。
先駆者は、いつの世も、はじめは異端児扱いされるものなのですから。
(そこまで壮大な話・・・?)
