12月3日の誕生花は「ベラドンナ・リリー」
12月3日の誕生花・ベラドンナ・リリーの花言葉は「ありのままの私を見て」
《ベラドンナ・リリーが「本家アマリリス」?》
12月3日の誕生花・ベラドンナ・リリーのご紹介です。
「ホン(本)アマリリス」とも呼ばれます。
それもそのはず、
実は植物学上は、こちらが「本家アマリリス」。
日本での呼び名は、ちょっと混乱している模様、
詳しくは、下段で。
《ベラドンナ・リリーの基本情報》
ヒガンバナ科。半耐寒性球根植物。
原産地は、南アフリカ・ケープ地方。
アフリカ大陸の南の先っちょ、の辺りでしょうか。
日本への渡来は、明治時代の末ごろとされます。
草丈は、40~60センチ。
花期は、8~11月にかけて。
ヒガンバナ同様、花の後に葉が出てくる性質で、現在は「葉ザクラ」ならぬ「葉ベラドンナ」ってところでしょうか。
しかし、なかなか気むずかしいお方で、毎年開花してくれるわけではないようです。
改良に対しては「開花率の低さ改善!」が、至上命題のひとつとか。
花色は、ピンク、白。
品の良い芳香を漂わせます。
「アマリリス」に比べると、シックで落ち着いた、大人の雰囲気の花。
直径は10センチほどです。
ちなみに「ベラドンナ」とは、イタリア語で「美しい貴婦人」という意味。
体を表す、名前と言えましょうか。
《ベラドンナ・リリーとアマリリス、どっちがどっち?》
日本における「アマリリス」の混乱、というのは、
属名から見ると、
ベラドンナ・リリー = アマリリス属
日本で言うところのアマリリス = ヒッペアストルム属
・・・であるから、なのです。
すなわち正確を期すのであれば、「ベラドンナ」を「アマリリス」と呼ぶべきでないか、という理論が成りたつのでありますね。
それで、きちんとしましょうてなことで、「本アマリリス」という別名があるようです。
まぁ、この辺りは最初の呼ばれ方が、そのままずるずるとぉ・・・てな感じなのでしょう。
素人が楽しむ分には、属名まで突っ込まなくても十分ですので、これからも「アマリリス」は、あの「アマリリス」でいいでしょうね。
《ベラドンナ・リリー 花言葉の由来は?》
花言葉は、「花の時期には花だけ、葉の時期には葉だけ」という性質からつけられたものでしょう。
その他にも、ちょっとドッキリしちゃう花言葉(「私の裸を見て」)も、ありますねぇ・・・。
そんなストレートに言われてもっ。困っちゃいますって。
