12月4日の誕生花は「カンガルーポー」
12月4日の誕生花・カンガルーポーの花言葉は「不思議」
《カンガルーポー 名前の意味は?》
12月4日の誕生花・カンガルーポーのご紹介です。
「カンガルーの前足」という意味の名前。
・・・と聞いて、すぐにピンと来る方は、
けっこう、動物園もしくはカンガルーフリーク?
カンガルーの足は、まさにこんな形(なのだそうです)。
「どうぶつ○想天外」でも観て、
じっくりチェックしてみましょう!
《カンガルーポーの基本情報》
ハエモドルム(ヘモドルム)科。多年草。
原産地は、オーストラリア南西部。
聞き慣れない科名ですが、「蝿戻るむ」では、もちろんありません^^;。
この科の植物は、オーストラリア・南アフリカ・南アメリカ北部の太平洋側にだけ分布していて、
数億年前から生息している植物、「ゴンドワナ・フローラ」のひとつと考えられています。
地球上の陸地が今の形になる前に南半球に存在していたのが、南極・オーストラリアなどを含む巨大な「ゴンドワナ大陸」。
そこに分布していたらしいのです。
ってことは・・・歴史は、かなりのもの。
日本への普及は、昭和40年代後半から。
草丈は、60センチ~1メートル前後。
花期は、4~7月にかけて。
・・・ん? なぜ今の時期の誕生花?
その心は、「南半球」。
春~夏にかけて開花するので・・・原産地周辺では、これからが花期、というワケなんですね。
あちらの開花期に合わせた日付と考えれば、ご納得いただけるかと思います。
花色は、赤・オレンジ・黄色・ピンクなど。
《カンガルーポー 名前の由来》
筒状の花は、細かい毛に覆われて、先が6つに裂けています。
この様子を「カンガルーの前足」に見立てました。
切り花のほか、最近は鉢物としても出回ってきました。
もともと乾燥地帯出身なので、水はけのよい環境を好みます。
それにしても、地球上にはホントにいろんな植物がありますね。
自然の「不思議」には、まだまだ驚きがいっぱいです。
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