12月8日の誕生花は「カンツバキ」
12月8日の誕生花・カンツバキの花言葉は「謙譲」
《カンツバキ 漢字で書くと?》
12月8日の誕生花・カンツバキのご紹介です。
真冬を彩ってくれる、
貴重な花のひとつです。
漢字では、冬咲きのツバキ、の意味で「寒椿」。
・・・とは言え、じつはっ!
(気をもたせつつ、下段へ)
《カンツバキの基本情報》
ツバキ科。常緑低木。
原産地は、日本です。
高さは、1~2メートルほど。
枝が横に広がって、上にはあまり大きくなりません。
サザンカに比べると、ずんぐりとした印象。
(ただし、上に伸びる「立ち寒椿」という種もあり)
花期は、11月下旬~2月にかけて。
直径4~7センチほどの、白や濃い紅色の花を、次々に咲かせます。
《カンツバキの「正体」は!?》
じつは、正体(!?)に関しては諸説ありまして、
・サザンカの一品種「シシガシラ(獅子頭)」である
・サザンカの園芸品種である
・サザンカとヤブツバキの自然交雑種である
・・・などなど。
ともあれ、「ツバキ」と呼ばれども、じつはサザンカに近い・・・ほぼサザンカ、なのでありますね。
それが証拠に、花びらが一枚ずつバラバラになって散ります。
「カンツバキ」という呼び名も、もともと「東京周辺ローカル」だという説もあるようです。
・・・でも、宮尾登美子さんの小説のタイトルになってますので(南野陽子さん主演で映画化されました)、
一応全国区には、なっているんでしょうね。
何と言っても、語感がなかなかよろしい。
「寒さに耐えて花開く」というイメージが、とっても日本人好みではあ~りませんか。
「謙譲」の美を、感じさせてくれます。
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