12月25日の誕生花「ヒイラギモチ」
12月25日の誕生花・ヒイラギモチの花言葉は「清廉」
《ヒイラギモチ 漢字で書くと?》
「柊黐」と書きます。
ちょっと難しいですね。
クリスマスのシンボル「西洋ヒイラギ」とも、
正確には、じつは微妙に別種なんですが、
「クリスマス・ホーリー」の名前で
出回っているようです。
じゃあ、一体「本物は誰だ」?
《ヒイラギモチの基本情報》
モチノキ科。常緑小高木。
原産地は、中国・朝鮮半島。
ゆえに「チャイニーズ・ホーリー」とも呼ばれます。
日本への渡来は・・・鋭意、継続調査いたします^^;
高さは、2~5メートル。
花期は、4~6月ごろ。
白い花を咲かせますが、お約束の通り(!?)目立ちません。
その後、10月下旬から実が赤く色づいて、目を引くようになります。
大きさは、直径1センチほど。
雌雄異株なので、実がなるのは雌株。
ふつうは、雌雄一緒に植えた方が実付きが良くなりますが、この種は雌株単独でも、よく実をつけてくれるようです。
「たくましきシングルマザー」てな感じ?
(・・・って違わないかい)
《ヒイラギモチの「モチ」とは?》
「ヒイラギモチ」の「モチ」は、
食べる「餅」ではなくて、「トリモチ(鳥黐)」の「モチ(黐)」のこと。
仲間の木(クロガネモチなど)の皮をはいで、鳥を捕獲するための「トリモチ」を作ったことから。
また、「カネモチ(金持ち)」に通じることから、縁起を担いで、庭木などに好んで植えられたりもするようです。
《「クリスマスのヒイラギ」の正体は?》
・・・で、そろそろ、
「クリスマスの飾りのヒイラギは、 本当は一体何なんじゃい!?」という、お叱りのお声が聞こえてきそうなので(?)種明かし。
クリスマス本場の欧米では、ヒイラギモチと同属の、
「アメリカンホーリー(アメリカヒイラギ)」
「イングリッシュホーリー(セイヨウヒイラギ)」
・・・などが使われています。
日本では「似たもの」、ヒイラギモチを使っているというワケです。
「どうしても本物を見てみたい!」という方は、本場・欧米のクリスマスのミサなどにご参加いただくのが、いいのかな。
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