1月3日の誕生花「スイセン」
1月3日の誕生花・スイセンの花言葉は「うぬぼれ」
《スイセン 漢字で書くと?》
漢字では「水仙」。
清々しい香りの、清楚な花。
ご紹介している「うぬぼれ」という花言葉は、西洋の伝説が由来しているので、「日本ズイセン」の印象とはちょっと合わない気がしますね。
《スイセンの基本情報》
ヒガンバナ科。多年草。
南ヨーロッパ、地中海沿岸がが原産地。
およそ50種類の原種が確認されており、園芸品種は1万種にものぼります。
「日本ズイセン」は、伊豆の爪木崎・淡路島・福井県の越前海岸などに自生地がみられ、名所となっています。
正確には、日本固有種ではなく、ヨーロッパから中国を経て渡来したとされます。
高さは20~40センチメートル。
花期は、12~4月ごろ。種類によって幅があります。
球根には有毒物質を含みますが、薬の原料となり、花からは香料が生成されます。
一本あるだけで、その場の空気をきれいにしてくれるような香りと姿が魅力的。
そのすがすがしい香りと、すらりとした姿形は、中国でことのほか愛でられているようです。
花言葉「うぬぼれ」は、水面に映った自分の姿に恋したあげく死んでしまった美青年、「ナルキッソス」の伝説にもとづいています。
《スイセンは有毒植物!》
球根や葉など、全草に有毒物質「リコリン」を含みます。
葉が食用の「ニラ」とよく似ているので、要注意!
ニラと間違えて食べてしまい、中毒症状を引き起こしたという事例もあります。
葉のみの季節(春~夏)にかけては、注意が必要です。
ニラと違って、葉には匂いがないのが見分けるポイント。
とはいえ、そもそも最初から「近くに植えない」のが最大の防御と言えますね。
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