1月24日の誕生花は「オモト」
1月24日の誕生花・オモトの花言葉は「長寿」
《オモト 漢字で書くと?》
本日は、ぐっと「和テイスト」。
漢字では「万年青」と書き、その通り、一年中緑を保ちます。
古くからの観葉植物で、慶事のときの縁起物としても重用されてきました。
《オモトの基本情報》
ユリ科。常緑多年草。
原産地は、日本(山陰から九州地方の山地)、中国とされます。
草丈は、種類によって異なりますが、
20センチ前後の「小葉オモト」
70~80センチにもなる「大葉系(薩摩オモト)」などさまざま。
花期は、5~6月にかけて白い小花を咲かせ、その後秋に朱色の実をつけます。
江戸時代にさかんに改良されて、1000種にものぼる種類があるようです。
《オモトは江戸時代から栽培されていた》
「伝統園芸植物」として、ヤブコウジやセンリョウ・マンリョウなどと同じような位置づけがなされています。
かの徳川家康も、オモトを江戸城の床の間に飾っていました。
《オモトの「葉芸」とは?》
葉には、縞模様や、斑(ふ)が入って波打つような形になるものもあります。
その変化の多様さは「葉芸」といわれています。・・・葉の様が、「芸」なんですな。
茶道の「わび」「さび」の境地にも結びつけられ、日本的な美意識を体現しています。
「静の美」とも、言いましょうか。
つやのある葉が寒い冬も青々としている姿に、「長寿」やおめでたさを託すのは、「松」にもちょっと、似てますよね。

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