1月10日の誕生花「スノードロップ」
1月10日の誕生花・スノードロップの花言葉は「希望」
《スノードロップ 日本での名前は?》
「雪のしずく」という名前にふさわしい、純白の花。
日本名「マツユキソウ(待雪草)」という別名もあります。
《スノードロップの基本情報》
ヒガンバナ科。球根植物。
原産地は、南ヨーロッパ~コーカサス地方にかけて。およそ15種の原種が知られています。
草丈は、10~25センチ。
花期は、1~3月にかけて。
寒さに非常に強く、雪の中でも純白の花を咲かせます。
3枚の花びらからなる花は、日中だけ開き、夜は閉じます。
園芸品種などを含めると、100種以上の品種があります。
日本で一般的に販売されているのは、「オオマツユキソウ」という比較的大きなタイプ。
《スノードロップは、ヨーロッパではおなじみの冬の花》
ヨーロッパでは古くから非常に親しまれている花。
カトリックの教会では、2月2日の「キャンドルマス(日本語で聖燭祭)」という行事にこの花が使われます。
ロシアの詩人・マルシャークの児童劇「森は生きている」に登場するのは、この花。
意地悪な継母が、吹雪の夜に、娘につんでくるように命じました。
この作品では「4月の花」とされているんですね。
《スノードロップの伝説いろいろ》
この花には、いろいろな伝説があります。
「エデンの園を追われて、冬の寒さに嘆き悲しむアダムとイブ。
二人を慰めた天使が触れた雪が、この花になった・・・」
「かつて色を持たなかった雪に、自分の色・白を分けてあげたのが、この花。この花の周りに雪がつもらないのは、雪がこの花に対する恩を忘れていないから・・・」
・・・等々。
美しい伝説ばかりです。
雪に閉ざされた真冬でも、春を思う「希望」を、この花に託していたことが、うかがえます。
球根を毎年ほりあげる必要がなく、栽培も比較的簡単ですので、「希望」の花、おそばに置いてみては?
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