1月25日の誕生花は「ミミナグサ」
1月25日の誕生花・ミミナグサの花言葉は「純真」
《ミミナグサ 漢字で書くと?》
漢字では「耳菜草」と書きます。
葉の形を「ネズミの耳」に見立て、若葉は食べられる(「菜」になる)ことからこの名前となりました。
全体に、細かな毛が生えています。
写真は外来種「オランダミミナグサ」。
在来種は、茎が暗紫色をしています。
《ミミナグサの基本情報》
ナデシコ科。2年草。
日本在来種とされます。
しかし、明治時代に渡来した外来種「オランダミミナグサ」におされてしまい、「本家」ミミナグサは数が減っています。
「日本ザリガニ」や「イヌノフグリ」と、同じような感じ。
(よく見られる「イヌノフグリ」は、外来種の「オオイヌノフグリ」です)
草丈は、10~25センチ。
年が明けると成長を始め、3~5月にかけて、直径5ミリほどの白い小花を咲かせます。
野原や田畑に生える雑草ですが、よく見ると可憐な花。
太陽の光がある日中に開き、夕方~夜は閉じます。「ハコベ」にも、ちょっと似ています。
《「オランダミミナグサ」の原産地はオランダにあらず!?》
ちなみに「オランダミミナグサ」は、厳密にはオランダ原産というわけではありません。
日本の鎖国時代、唯一交易があった外国がオランダだったため、「外国(ヨーロッパ)=オランダ」となったようですね。
すなわち「オランダ」という言葉が「外国全体を表す代名詞」だったわけです。
《ミミナグサの見分け方は?》
「本家ミミナグサ」と「舶来ミミナグサ」の区別は、茎の色の違いのほかに、花の柄の長さが萼より長いのが「本家」、短いのが「舶来」という見分け方もあります。
しかし、「本家」は本当に数が減っているようで、市街地で普通に見られるのは舶来ものがほとんど。
か弱き「純真」な存在、守りたいものです。
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