1月27日の誕生花は「ヘリオトロープ」
1月27日の誕生花・ヘリオトロープの花言葉は「献身的な愛」
《ヘリオトロープは香料になる》
すばらしい芳香があり、香水の材料として有名です・・・・がっ!
採香に非常に手間がかかり、分解・変質しやすいので、現在は天然ものはあまり流通していないようです。
夏目漱石の小説「三四郎」にも、登場する花。
クリアな紫色の小花が、なかなか魅力的です。
《ヘリオトロープの基本情報》
ムラサキ科。常緑小低木。
南アメリカ・ペルー、エクアドルが原産地。
日本には、明治の中頃に渡来したとされます。
ゆえに「三四郎」にも、登場しているんですね。(「三四郎」は、明治41年発表)
日本に入ってきた「西洋の香り」のうちで、最も古いものに入ります。
むかしの白粉っぽいような・・・
「ベビーパウダーのような感じの香り」・・・だそうです。
欧米では「チェリーパイ」の香りにもたとえられています。
(確かめたい方は、「アンナミラーズ」で魅力的な制服の(!)お姉さまに、チェリーパイをご注文あれ。・・・って別にアンミラじゃなくてもいいんですがっ)
高さは、鉢ものにもなる20センチ前後のものから1メートルほどの低木タイプまで。
花期は、3月~6月にかけて。
花色は、紫・白。
《ヘリオトロープ 名前の由来》
名前の由来は、ギリシャ語で「太陽に向く」という意味。
その名の通り、日光をとても好みます。
日本名では「ニオイムラサキ(匂紫)」、「コウスイボク(香水木)」ともいわれています。
《ヘリオトロープは2種に大別されます》
現在出回っているのは、大きく分けて2種類。
香りが比較的強い「コモンヘリオトロープ」、
香りが少なめの園芸品種「ビッグヘリオトロープ」。
最近は、香り少なめ「ビッグ~」の方が多いようですね。
おもに花を観賞するタイプです。
購入の際には、よく「くんくん」してみてくださいね。
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