1月9日の誕生花「パンジー」
1月9日の誕生花・パンジーの花言葉は「物思い」
《パンジーの別名は?》
別名「三色スミレ」。
当然の事ながら、花にも「よく知られている花 = メジャー」と「あまり知られていない花 = マイナー」とがありますけれど、
今日の花は、かなり「メジャー度」高いですよね。
《パンジーの基本情報》
スミレ科。一年草。
花壇に植えたり、鉢植えとしておなじみ。
原産地は、北ヨーロッパ。
世界でおよそ450種が知られています。
日本には、江戸末期に渡来しました。
当時は、「三色スミレ」のほか、花の形が人の顔に似ていたことから「人面草」(「人面魚」ではナイ)、
また、蝶が舞う姿に似ていることから「遊蝶花」とも呼ばれていました(こっちは詩的ですな)。
草丈は、10~25センチ。
花期は、11~5月にかけて。
花色は、赤・ピンク・赤紫・オレンジ・黄色など。複色のコンビネーションなども含めると、緑以外はすべての色があるというほど豊富です。
直径5~10センチの花をつけます。
《パンジー 名前の由来は?》
パンジーという名前は、フランス語の「パンセ(考える)」が由来といううんちくも、普及度はかなり高め、でしょうか。
花の色と模様が、あごを突き出して考え込んでいる「人の顔」のように見えることから、名づけられたといいます。
日当たりと水はけのよいところを好みます。
花が終わったら、花がらを早めに摘みとるようにすると、次から次に花が咲いて株が長持ちします。
《「パンジー」と「ビオラ」の違いは?》
また、花のサイズが小さい「ビオラ」というタイプも多く出回っていますが、「パンジー」と「ビオラ」の違いって、ご存知ですか?
「ビオラ」は「パンジー」の原種。
分類学上は、どちらもビオラ属の植物です。
花の直径が「5~6センチ以上のもの」を一般的にパンジー、「3~4センチ以下のもの」をビオラと呼んでいるようです。
しかし、これといった明確な境界線はないようですね。最近では、境界はますますあいまいに。
交配の歴史は、ビオラを元に、どんどん花を大きく美しくする方向で進んでいったようです。
「物思い」のタネも、楽しい思いならどんどん大きくしたいですが、「悩み」のタネは、パンジーの花がらのように、早めにつみ取ってしまいましょう。
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