2月2日の誕生花は「セツブンソウ」
2月2日の誕生花・セツブンソウの花言葉は「人間嫌い」
《セツブンソウ 漢字で書くと?》
ズバリ「節分草」。
節分のころにのび始めて花開くことから、この名前がつきました。
まだ目覚めていない落葉樹の根元に、ひっそりとたたずむ姿が孤高を感じさせるようです。
高山植物にも通じる、凛とした雰囲気。
《セツブンソウの基本情報》
キンポウゲ科。多年草。
日本が原産地。
花期は、2~3月にかけて。直径2センチほどの白い花を咲かせます。
花びらに見えるのは、「萼(がく)」。花びらは、おしべの周りで黄色い小さな「蜜腺」となっています。
草丈は、5~15センチ。
石灰岩質の土壌を好み、群生地もいくつかあります。
しかし環境の変化に弱く、乱開発などのため数が減り「稀少植物」となっています。
《セツブンソウの生育サイクルは?》
早春に花を咲かせた後、初夏・6月ごろに地上部分は枯れて、地下の球根で翌春まで休眠に入ります。
つまり、地上で目にすることができるのは、一年のうち3~4ヶ月程度ということ。
そんな生態から「スプリング・エフェメラル(早春の儚い命)」と称されることも。
落葉樹林の下草ゆえ、こういう生態だと考えられています。
すなわち、若葉が茂り始める前に日光を浴びて開花、その後光合成をして、1年分の栄養を蓄えてしまいます。
そして、本格的な春が来て頭上の葉が芽吹き、日陰になる頃には「店じまい」。
そんなことも相まって、ますます貴重なイメージに拍車がかかっているんですね。
《セツブンソウは「フォトジェニック」》
熱心なマニアも多く、格好の被写体となっていますが、何せ小さな植物、
当然、地面に這いつくばうか、寝ころぶか・・・
なかなかよい写真を撮るのはむずかしいようです。
とことん「人間嫌い」?
とにかく、自然に合わせましょう。
そのままの場所で、そのままの姿をそっと見つめれば、この花は確かな存在感で、応えてくれるでしょう。
《この花の「みどころ」&「開運ポイント」》
関東地方では、埼玉県や栃木県などに群生地があり、観光名所になっているようです。
そのままの場所でそのままの姿をそっと見つめれば、この花の確かな存在感が、心に響いてきます。
ほんものの美しさは、静謐に宿るのかも知れません。
思いがけないひらめきを、もたらしてくれるでしょう。
