2月5日の誕生花は「ネコヤナギ」
2月5日の誕生花・ネコヤナギの花言葉は「自由」
《ネコヤナギ 漢字で書くと?》
ズバリ「猫柳」です。
ふわっふわのネコの毛のような、花のかたまり。
ネコの毛並みに喩えた先人に、座布団10枚!
思わす、頬ずりしたくなっちゃいますよね。
「カワヤナギ(川柳)」という別名もあります。
《ネコヤナギの基本情報》
ヤナギ科。落葉低木。
原産地は、日本・北東アジア。
高さは、30センチ~3メートルくらい。
3~4月にかけて、葉を出す前に、2センチほどの花穂をつくり、銀白色の花を咲かせます。
ピンク色の花の園芸種もつくられているようですね。
雌雄異株の植物で、雄花は、次第に黄色い花粉がわき出してきます。
雄花には「おしべ」、雌花には「めしべ」しかありません。
《ネコヤナギ 名前の由来は?》
ふわふわとした花穂を、ネコの毛並みにたとえてこの名前になりました。
そして「川柳(カワヤナギ)」という別名は、川べりの湿地によく生えているところからつけられました。
護岸工事などの影響で自生種は減少しているようです。
「ヤナギ」とは言っても、垂れ下がって風に揺れはせずに、上へと枝を伸ばしていきます。
《ヤナギに関する漢字の雑学は?》
ちなみに中国では、
下に垂れ下がるタイプのものに「柳」、
それ以外に「楊」の字をあてて、区別しています。
洋服の生地に「楊柳」(ようりゅう)という種類がありますが、(タテ方向に、でこぼこの「しぼ」が出た夏向けの生地)直訳すると、「ヤナギヤナギ」となるっ!?
柳の葉を重ねたように「しぼ」が現れるので、そう呼ばれているそうです。
《ネコヤナギ 花言葉の由来は?》
ヤナギらしく、枝の柔軟性はかなりあって、折ろうとしてもなかなかポキリとはいかないようです。
しなやかに、たおやかに・・・。
ネコも「自由」気ままですが、ヤナギも、やんわりとしたたか。
そんなところから「自由」という言葉があてはめられたのでしょうね。
《ネコヤナギの「みどころ」&「開運ポイント」》
生け花の花材や、庭木としても人気があります。
見るだけでなく、ぜひ「なでなで」して楽しんでみてください。
ふわふわとした質感に「癒し」の効果が期待できるでしょう。
