2月10日の誕生花は「エンドウ」
2月10日の誕生花・エンドウの花言葉は「いつまでも続く楽しみ」
《エンドウ 漢字で書くと?》
「豌豆」となります。「遠藤」では、ありませ~ん!
食べておいしいエンドウ豆ですが、目にも美しい花を咲かせます。
2月に入ると「春野菜」として、八百屋さんやスーパーで見かけ始めますね。
メンデルの「遺伝の法則」発見に寄与した植物としてもおなじみです。
《エンドウの基本情報》
マメ科のつる植物。一年草。
原産地は、ヨーロッパから中近東など西アジアにかけてと見られていますが、「野生種(原種)」が発見されていないそうです。
およそ5000年前(青銅器時代)の、現在のスイス周辺で生活していた民族の住居跡から種が発掘されていることから、人類がとても古くから利用していたことがうかがえます。
古代エジプト・ツタンカーメン王の棺からも、エンドウの種が見つかったことも有名ですね。
ちなみに「ツタンカーメンのエンドウ」のさやは、紫色をしています。
多くの品種があり、高さは、20センチ~2メートルくらい。
花期は、4月が中心。白または赤紫色の花をつけます。
日本には、16世紀ごろに渡来。
明治時代になってからヨーロッパからさまざまな品種が導入され、栽培が広まりました。
《エンドウの用途の移り変わりは?》
「サヤエンドウ」という「野菜」としての利用は比較的最近で、13世紀ごろから。
それまでは、豆を完熟させて「穀物」として扱っていたようです。(大豆や、小豆と同じような使い方)
中の豆が小さい内に収穫する「サヤエンドウ」
豆を大きくして、むき身にした「グリーンピース」
「完熟用(穀物として利用)」など、
用途に分かれた品種があります。
《エンドウ界の「ニューフェイス」? スナップエンドウ》
最近の人気は「スナップ(スナック)エンドウ」でしょうか。
パリパリした歯ごたえと、甘みが魅力ですね。
「マヨネーズのお友だち」って感じ。管理人は、いくらでもいけてしまいます。
1970年代に、アメリカから入ってきた種類で、正式には「スナップエンドウ」だそうです!
(東京ガス「食の生活110番」より)
管理人は「市民農園」でエンドウを毎年作るのですが、「楽しみ(収穫)」は、それほど「いつまでも続き」ません。
わーっと花が咲いて、わーっと実になるので、時期には毎日「エンドウ三昧」でございます。
でも、とれたてを「これでもか!」と食べるのは、まさに、旬の醍醐味。
今年も、楽しみです。
《エンドウの花の「みどころ」&「開運ポイント」》
スイートピーを近い親戚に持つだけあって、白や紅色の、きれいな花を咲かせます。
畑で目にできたら、ラッキー!
4月は、要チェックですよ。
新生活のスタートに、はずみがつくことでしょう。
