2月29日の誕生花は「ヨモギ」
2月29日の誕生花・ヨモギの花言葉は「幸福」
《ヨモギ 漢字で書くと?》
4年に一度の「2月29日の花」としてご紹介しますのは、
食べられる野草としても名高い、「ヨモギ」でございます。
漢字では「蓬」と書きます。
《ヨモギの基本情報》
キク科。多年草。
原産地は、中東近辺と見られ、
中でも、イスラエル近辺に分布している種が、「最原種」に近い・・・とされているようです。
日本にも、古くから分布しており、
「小倉百人一首」に登場する「さしも草」は、この草のことを指します。
(第51番、 藤原実方朝臣「ふじわらのさねかたあそん」、の歌です)
草丈は、60~1メートル20センチほど。
「草餅」に使うのは、本当に若葉の頃。
全体を白いうぶ毛が覆っていて、何とも言えない感じのペールグリーンの葉の時期です。
(ご覧頂いているの画像の頃ですな)
その後、夏になると、わさわさと茂って、人の背丈ほどにもなるんですね。
「あの香り高かった新芽がこんなに大きく・・・」と、結構、びっくりすること請け合い。
この感覚は、「昔はかわいかったんだけどねぇ・・・」と、思わず我が子にため息をついてしまう親心にも、ちと、似ている!?
・・・もとい、
たくましくなったこの時期には、お灸の「もぐさ(艾)」として、立派に活躍するのでありますよ。
ご両親、ご安心下されっ!
・・・今後こそ、もとい。
花期は、9~10月。秋です。
白っぽい褐色の地味な花を、茎の先に穂をなして咲かせます。
《ヨモギ 名前の由来は?》
「ヨモギ」の由来は、
・よく萌え出でることから善萌(よもき)草、
・よく燃えることから善燃(よもき)草
・・・など、諸説あるようです。
香り高さが古くから重用され、体の邪気を取り払う薬草として広く用いられてきました。
《かつては「桃の節句」必須アイテムは草餅だった?》
草餅は、かつて桃の節句に欠かせないものだったそうな。
もともと、ひな祭りのお供えは「草餅」だったんですね。
今は、3色の「菱餅」が「ひな人形7段飾り」に混ざっていたりしますが。
(ちなみに、もともと草餅の原料は、 「ハナコグサ(母子草)」だったというのは、このサイトでもご紹介しています。「ハハコグサ」の項をご覧下さいませ)
さらに、5月の端午の節句の時にも、「菖蒲」と一緒にお風呂に入れたんだそうな。
子どもの健やかな成長を願う2つの行事には、この草が深く関わっていた模様です。
2月29日は4年に一度ですが、草餅を囲んで家族が集う「幸福」は、毎年、味わいたいものですね。
《ヨモギは美容と健康にも効きます!》
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