2月11日の誕生花は「オオイヌノフグリ」
花言葉は「信頼」
ゴマノハグサ科。越年草。
秋に発芽して翌年に春に開花、夏に枯れるというサイクル。
原産地は、ヨーロッパ。
日本への渡来は、明治初期と見られています。
意外と近代なんですね。
旺盛な繁殖力で、現在では全国に広く分布しています。
草丈は、10~30センチ。
花期は、3~5月。
花色は、青。
まれに、白やピンクもあるそうな。(農薬が掛かってしまった末の色変わり、という説も)
花の命は短くて、一日でポロッと落ちてしまいます。
この花は、何と言っても、ちょっとかわいそうな独特のネーミングが最大の話のタネ。
「犬のふぐり」とは、
ズバリ「犬のキン○マ」のことでありますよ。
(一応、レディーですので、伏せ字とさせていただきま~す)
もともと日本に分布していた「犬のフグリ」と科も属も同じで、花を始め全体が大型であることから、「大犬のフグリ」となりました。
(実がビッグだからでは、ありません。残念!?)
実の「フグリ度」は、やっぱり本家に軍配があがります。
こちらは、ちょっと平べったい感じで、イマイチ。
(何を残念がってるんだか^^;)
・・・ともあれ、
「青空を写し取ったような美しい色の花なのに、 この名前はあまりに理不尽である」と改名論議もあったようなのですが、「歴史を動かす」には至らず。
今も「オオイヌノフグリ」でおなじみの存在です。
しかし、詩的な別名はいくつかあって、
「ルリカラクサ(瑠璃唐草)」
「テンニンカラクサ(天人唐草)」
決定打は、「星の瞳」・・・ってここまでくると持ち上げ過ぎっ!?
ヨーロッパでは、
「キャッツ・アイ(猫の瞳)」
「バーズ・アイ(鳥の目)」などなど。
個人的には、「ルリフグリ」・・・なんてぇのが、落とし処として、いいかも、なんて思ったりして。
(語感は、なかなかいいでしょ? 意味のつじつまはさて置いて)
少輪ながら、クリアな青色の存在感は確固たるもの。
花言葉も、花色の印象からつけられたと考えられます。
そして、手入れなんぞしなくても、毎年健気に花を咲かせてくれる所が、最大の「信頼」に足る性質なのですね。
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